2008年04月27日

M印の乗り物

08042701.jpgチョークレバーを引き、スタータースイッチを押す。
セルモーターが序章を奏で、一瞬の間の後、混合気の爆発が唐突に始まる。
連続した爆発音は、その間隔を急激に狭めていく。
車体の後方に立てば、マフラーからの排気が風圧となって身体に触れる。

タコメーターを見ながら、チョークを徐々に戻す。
それに従い、甲高い弦楽が、低音のパーカッションへと移り変わっていく。

ヘルメットを被り、顎紐と一緒に気持ちを引き締める。
革のグローブの、心地よい硬さを感じながらハンドルに触れ、そしてパーカッションの音源に跨がる。

クラッチレバーを引き、左足の爪先でシフトペダルを蹴り込むと、音源が一瞬身震いする。
右手首をわずかに絞り、左手の人さし指と中指を、記憶したポジションまで緩める。
爆発力が、様々なメカニカルを通じて地面に伝わり、周囲の空気が、風景が後方に動き出す。
パーカッションが、また徐々に弦楽に移行していく。。。


…な〜んて、カッコつけて気取った文章を書いてみても、バイクってやっぱり暑くて寒くて危険で難儀な乗り物なんだよね。

posted by Kei at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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