三瓶山を見ながらコーヒーを淹れて飲もう。
と思いついたのが昨日の夜。
まぁコーヒーツーリングの用意ぐらいはわけはありませんから、そそくさとツーリングバッグに装備を詰め、ツーリングマップルでルートを確認します。
大まかにはいつもの八千代湖方面に進んで、いつも曲がる場所を直進してひたすら国道54号を北上。
晴雲トンネルを過ぎたら左折して県道40号線に入り、三瓶山高原道路で三瓶山を一周、途中の景色の良いところでコーヒーを楽しみ、その後は別ルートで南下して帰宅と。
だいたいの計画が出来たら、ルート名と必須の交差点名だけメモ用紙に書き込んで、ビニテでタンクに貼り付ければ準備OK。
ええと、どうせならメモ用紙は耐水性のやつがいいな。
どこかにあったはずだが…。
ええい、見つからん!
どうせ天気予報は晴れだし、普通の紙でよかろう。
私はちょっと遠距離を走る場合でも、大抵このパターンでルートを設定します。
今はスマホナビ全盛ですが、どうもスマホを常に稼働させていることに抵抗がありまして。
日帰り程度ならこれで間に合いますし、迷ったと思えばその時にスマホを出して確認すれば無問題。
たまに訳の分からん道に入り込むことはありますが、それもまた楽し、です。
てことで朝の10時半に出発し、至極順調に距離を進めます。
途中、おっさんのプリウスで不愉快な思いをしたりもしましたが、努めて心を広く広く…。
2時間ほど走ったので、道の駅ゆめランド布野で小休止。

ここではダチョウの肉が買えるそうです。
一度食べたことありますが、美味かったですよ、ダチョウ刺し。
ところで事前の予報とはちょっと様子が違い、この辺りから雲行きが怪しい感じ。
今日はレインスーツも持参していますから、最悪、降っても大丈夫なんですが、せっかくなら晴れて欲しいですな。
などと思って出発した直後にレインスーツを着る間も無く突然雨雲に突入とか。
おおう。
タンクに貼ったメモ用紙が雨でふやけてきたぞ。
だからあれほど耐水メモをだな…、ブツブツ。
しかし前方の空はちょっと明るい。
ここで止まって雨仕度するよりも、このまま一気に抜けてしまおう。
結果的にはこの判断は正解。
雨雲は抜けて、青空は見えないものの、なんとか濡れることなく走行可能になりました。
そんなこんなで三瓶山。

いや〜、見事に雲を被ってますな。
三瓶山は高校一年生の時に、宿泊研修で登ったことがあります。
あの頃は山遊びとサバゲーで鍛えていたので、この程度の山なぞなんということもなく登れたものですが、今だとヒイヒイ言わないと登れないでしょうね。
ちなみに三瓶の宿泊研修の時、私は高校に入ったばかりで周りに知った人もあまりおらず(理由はまたいつかの機会に)、決して社交的とは言えない性格ゆえに新しい友人もなかなか出来なくて、結構さみしく過ごしていた記憶があります。
そんなことを思い出しつつ、コーヒータイム。

こんな道のすぐ脇のパーキングスペースでおもむろに湯を沸かす。
そして目の前の景色。

うわあ。
なんと言うか、「乱」by黒澤明、って感じですな。
この辺りだと流石に気温は涼しく(25〜26度ってところ?)、暑いコーヒーを飲んでいても汗も出ません。
曇り空も悪いことばかりじゃありません。
さて、時刻は14時半。
そろそろRTBです。
さらば三瓶山。

また来るぞ!
帰りの道中でも時折にわか雨と追いかけっこをしながらの走行。
コーヒーだけで昼飯を食べていなかったので、さすがにシャリバテ気味になり、16時ごろに道の駅瑞穂でうどんを食べて帰りました。
いや〜、今日はよく走った。
お腹いっぱいナリ。
前はタンクバッグにツーリングマップルの該当ページだけコピーして入れてたんですが、今のバイクはタンクバッグが使えないのでさらに退化してしまいました(^_^;)
泊まりで遠くに行く時が来たら、何か考えないといけませんねぇ。