横溝正史は戦時中にこの地に疎開していて、そこで作品の何本かを執筆しています。
これがその疎開時の家。

周辺には横溝氏がプロットを練りながら歩いたと言われる散歩道が観光資源として紹介されたりしていて、ファンにはなかなか興味深い地です。
作中に登場するキャラクターの銅像が随所に立っていたりもします。
これはその一つ、「おりん」の銅像。

『悪魔の手鞠歌』に出て来ますな。
疎開宅近くの池のほとりに立てられています。
個人的には、横溝作品に多い田舎の農村地域に残る因習を題材にした陰鬱なイメージが岡山県のイメージに結びつけられそうなのが少々危惧するところではあるのですが、まぁそれが彼の作品の魅力であることには違いないし、県民としてはなかなか複雑な心持ちだったりもします。
現地はいたってのどかな農村地帯なんですけどね。
バイク買ったらゆっくり見て回りたいな〜。
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