2008年06月10日

普通二輪免許でナナハン?

バイク雑誌『モーターサイクリスト』の7月号に非常に興味ある記事が載っていた。
それは「バイクの免許制度が変わり、普通二輪免許が750ccまで、原付が125ccまでに拡大されるかも?」という内容。
もちろん、業界内の噂の域である。

なぜそうなるのか簡単に要約すると、

・少子化や改正道交法その他の影響で、国内の二輪販売台数が危機的状況である
・したがって二輪メーカーは、販売のターゲットを欧州を中心とした海外にシフトしつつある
・海外マーケットでは、650cc〜750ccクラスの需要が大きい
・ゆえにメーカーは、そのクラスを中心に開発・販売を行う
・そうなると国内の普通二輪ライダーは、400以下での選択肢が非常に少なくなる
・ますます国内の二輪人口が減り、販売台数が減少する


とまあ、こういう負のスパイラルに陥っているのが日本国内のバイク業界の現状である、と。
それを少しでも打破するために「普通二輪の免許制限を750まで拡大しよう」ということらしい。

今では大型二輪免許も教習所で取得でき、その取得者数も多くなってはいるが、まだまだ私の様に普通二輪免許しか持たない層も存在する。
普通二輪ライダーが750までを選択肢に入れることになれば、メーカーは海外と国内で同一の車種を開発・販売できる様になり、コスト削減やカタログモデルの充実が実現する。
よって国内二輪市場も活性化するのではないか、という考え方である。

これは結構、スゴイ話だと思う。
もちろん賛否両論あるだろう。
普通二輪ライダーが750なんて大型車を扱えるのか?という問題もある。
そもそも本当にそうなったら、普通二輪の教習は750で行われることになるだろうし、もはやそれは“普通二輪”と呼べるのか?という気もする。
だがこの話、「国内二輪メーカー救済のため」という大義名分があるので、あながち荒唐無稽な噂でもないと思う。

何年後かにこれが本当に実現したら、業界関係者以外で最も恩恵にあずかれるのは、現状、普通二輪を取得している私みたいなライダーであろう。
逆に「1000まではいらないけど、600には乗りたい!」とか思って高いお金を払って大型を取得した人なんかは悔しいだろうな。

でもそうするとアレか?
大型とらなくても、あこがれのトライアンフ、ストリートトリプルにいつか乗れちゃったりするのか?
確かに夢のある話ではあるな。
posted by Kei at 23:59 | Comment(10) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も大型二輪免許を取って650に乗っているので、ちと複雑な心境です(^^;)。
確かに650cc〜750ccクラスは欧州向けに魅力的な車種が揃っていますから、メーカーにとってもユーザーにとってもありがたい話かもしれません。

ただ自分の経験からすると750の重さと大きさはある程度の慣れが必要だと思うので、今普通二輪免許を持っている人には何らかの講習(実習)の機会を設けてあげた方がいいかと思います。

しかし「国内二輪メーカー救済のため」という理由は情けないと言うか・・・国内メーカーが魅力的な車種の開発や適切な販売戦略をしてこなかったからこういう事態を招いたのでは?
下手をするとこの免許改正が行われたら、却って外車がますます売れる(=国産車が売れなくなる)可能性もあるかと思います。
Posted by まさひさ at 2008年06月11日 20:04
私も、いきなり「ほら、このCB750に乗ってみろ」と言われても乗れないでしょうね。
やはり教習所での限定解除的な講習は必要だと思います。
現在の四輪の中型免許みたいに、制限付きの普通二輪免許なんて出来そうですね。

ま、まだまだ夢の話ですけど。
そう言えば、GSX-R250の再来があるとかないとか…。
Posted by Kei at 2008年06月12日 22:39
ご無沙汰しております。

大分以前に大型二輪免許が教習所で取れるようになる、
と言う「噂」が出てから間も無く、
本当に取れるようになりました。

カウリング・セパハンも禁止されてましたが、
「噂」が出た後、同様にOKになりました。

今回の「噂」もかなり信憑性が高いような気が致しました。

そうなると良いですね。
(^^)
Posted by メロリンQ 改め masa at 2008年06月17日 17:20
masaさん、お久しぶりです。

カウル、セパハンは昔は禁止だったんですか?
初めて知りました。

>そうなると良いですね。
確かにそうなんですが、二輪の免許をとってからは、VTR250という軽〜いバイクにしか乗っていないので、いざ法的にOKになっても不安ですね。
今や400マルチのバイクすら、すんなり乗れるか怪しいですよ(^^:
Posted by Kei at 2008年06月17日 22:35
残念ですが、排気量が拡大されてもすんなりと高出力のバイクに乗れるわけではないと思いますよ。GSX-750なら中免で150psを体感できることになりますが、欧州の場合は排気量は無制限でも34psまで抑える装置を2年間付けなければならないので、そのようになるのではないでしょうか?(向こうでは2年後に限定解除か教習です)

Posted by スコット at 2009年01月17日 15:26
>スコットさん

私見ですが、中型の免許制限は活かしておいて、600か650ccまで拡大するのが最も手っ取り早い様に感じます。
さすがにいきなり750は、やはりどうかと。

バイク雑誌を読んでいると、欧州の免許制度よりも駐車事情に嫉妬してしまいますねぇ。
Posted by Kei at 2009年01月22日 02:30
そもそも排気量で区別のはやめて馬力やトルクで区別したほうがいいのでは?
そんな600だの650だのちまちま言っていないで。
それに、サブプライムが破たんする前までは二輪業界はビグスクブームで伸びていましたよ。

でもこのミドルクラスは最近、人気が出てきましたね。

その代り、400に乗る人が減りましたけど。



あと、都心での駐車事情はうらやましいかもしれません。といっても私は地方都市住まいですが、単車の駐車違反には厳しくないのですが。
Posted by スコット at 2009年02月19日 21:09
>スコットさん

ヤマハのディバージョンとか、心魅かれるところがあります。
スズキのグラディウスも。
Posted by Kei at 2009年02月22日 19:30
お久しぶりです、現在国会は休止中ですが、最優先で議論されているのは原付の125cc化と駐車場問題が最優先議論課題になっています。
600ccに関しては松浪ケンタ議員が最後にちょこっと意見した程度ですが、ネットでは盛り上がっています。

ディバージョンやグラディウスはネット上を見まわしていると人気が出そうな予感がします。

個人的に100psクラスの高出力になると不用意なアクセルでパワーリフトなどを起こす危険性などがあるので、議論は長引くと思いますが、車体サイズに関しては最近1000ccクラスでもかつての400cc並みまで軽量化が進んでおります。

あっそう、最近は海外でも250ccの人気が再燃してきまして今年度後半にVTR250、さらに来年はGSR250が登場するなど、盛り上がりを見せてきております。
いっそのこと車検制度も調整すれば面白いラインナップが増えるのではないかと思っています。
Posted by スコット at 2009年08月11日 21:42
>スコットさん

原付125cc化は、なんとなく現実味がありますね。
メーカー救済の為にも。
後は免許制度をどうするか、ですけれど、免許取得時にちゃんとした教習を行えば、今みたいに無法者の様な原付も減るのかも、と少し期待しています。
エコカー減税も良いですが、絶対的な排ガスの排出量は、小排気量の二輪車が圧倒的に少ない訳ですし。

海外での250人気は嬉しいところです。
そうすれば国内メーカーも、同一車種でよりグローバルな販売が見込めるでしょうから、ラインナップ拡充が期待できますね。

そして何より駐車場問題。
今月発売の『モーターサイクリスト』にも記事が載っていましたが、バイクへの取り締まり強化で得た反則金が有効に二輪駐車場整備に充てられることを望んでやみません。
Posted by Kei at 2009年08月12日 00:46
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