特に大きなトラブルも不満もなく、というか走る度に幸せな満足感に包まれるオートバイライフ。
うん、こいつはいいバイクだ。
…ただ一点を除いて。
前にも書きましたが、R3はミラーの視認性が悪い。
普通に乗っていると自分の腕で真後ろが見えないんです。
これまでは左腕を畳んだり首をぐいっと曲げたり、といった涙ぐましい努力をしながら後方確認をしていました。
しかしだんだんとこれがストレスに。
てか、それ以前に安全上よろしくない。
カウルマウントとはいえ、これはあんまりじゃないか?
やっぱミラーだけはどげんかせんといかん。
ちょいとググると、R3(R25の方が圧倒的に多いが)のミラーの視認性の悪さについては幾らでもヒットします。
で、対策としてはやはりミラーそのものを換えるのが手っ取り早い。
割とメジャーなのがタナックスのカウリングミラーで、これの6番に交換すると見やすさは多少改善されるらしいです。
アームそのものが長い上に調整可能部分が豊富なので、なんとか最適な位置に鏡面を配置できるからだとか。
で、最初はこいつを買って交換しようかと思ったのですが、バイク用品屋で見ると価格がなんと8千円以上とな。
しかも片方で。
おいおい、ミラーに1万6千円かよ!
(通販だと少し安い。それでも7千円以上はする)
しかもR25に取り付けた人のレビューを拾い読みすると、結構ブレについての指摘も多く、導入は見送ることに。
で、どうするかなぁ、と悩んでいた時に、以前amazonからのメールで知ったある商品を思い出しまして。
それがミラーライザーというもの。
要するに純正ミラーの根元に大きめのスペーサーをかましてかさ上げし、ミラー位置を外側にオフセットしたら自分の腕をかわして後ろが見えるんじゃない?というアイデア商品ですな。
改めてレビューを読むと、見た目はさることながら結構効果はあるらしい。
しかも2個セットで価格が3千円。
これなら試す価値はあるか…。
ということで速攻でポチり、休日の今日、取り付けてみました。
余談ですが、最近は通販の受け取りをコンビニでするようにしています。
これならどんなに残業しても仕事帰りに確実に受け取れる。
便利な世の中になったもんですな。
これがミラーライザーの同梱物全て。

どこの国で作られたものやらさっぱり分かりませんが、思ったほど質感は悪くはありません。
では早速、オリジナルのミラーを一度取外して…。
なんだこれは?

ミラーの根元内側に、スーパーの値札のような部品番号シールが。
さすがインドネシア製。
取り付けはミラーライザーとミラー本体の間に付属の防振用(?)ゴム板を挟んで、これまた付属のボルトで締めるだけ。
ボルトの頭にオリジナルのボルトにはまっていた樹脂カバーをはめ込んで見栄え良くして終わりです。
まずは左側完了。
どれどれ。
あら?
思ったより違和感ないぞ。

ちなみにこちらがオリジナル状態。

言われないと分からないかもね。
ただ、やはり車幅は広がっているので、一旦左側だけで様子をみます。
すり抜けうんぬんよりも、個人的な駐輪環境の問題で右側はあまり広げたくないので。
では試走に出発。
100キロほどね。

視認性ですが、確かに良くなりました!
「完璧に」とか「劇的に」解消されたわけではありませんが、ともかく真後ろの後続車が全く見えなくて気づかない、ということはなくなりました。
具体的に言うと、直線道路を走行中、後続車の左側のヘッドライトは大体常に見える、くらいの後方視野。
これ、外側にオフセットしたことももちろんですが、取り付け部自体が斜めなので、必然的に上にもオフセットしているのが大きいと思います。
個人的見解ですが、R25/R3のミラーって、元々はもっと低いハンドル位置に合わせて設計されたんじゃないですかね。
その後、やっぱ快適性を重視してハンドル少し持ち上げようよ、ってな話になって、結果ミラーとの位置関係がおかしくなったんじゃないかと。
ま、当て推量ですが。
ともあれ、やはり左側だけでは心許ないので、帰宅してから右側も取り付けました。
これでだいぶ後方確認のストレスがなくなったぞ。
道の駅舞ロードIC千代田の移動販売車で買った『よもぎ鯛焼き』。

150円と少しお高い鯛焼きですが、よもぎの風味が効いてなかなか美味かったです。