
先日の神戸での海自護衛艦一般公開の際に撮った物ですな。
最新のヘリだけあって、見事なグラスコクピット(アナログ計器のかわりにディスプレイを多用したコクピット)ぶりがうかがえます。
で、なぜこんな画像を載せたかと言いますと…。
普通、旅客機など並列のコクピットでは機長さんは機首に向かって左側のシートに座りますよね。
でもヘリのパイロットは右側に座るんです。
このコクピットの画像でも、右側のシートではフットペダルの間ににゅるんと操縦桿が生えているのが見えますが、左側のシートには操縦桿すらありません。
なんでヘリと固定翼機で左右が違うんでしょう?
長い間これが疑問だったので、ちょっと調べてみました。
すると、「ヘリは常に左手でスロットル(正しくはピッチレバーと呼ぶそうですが)を上下させているので左側の視界が損なわれる、したがってパイロットは右側に座る」との意見と「ヘリは常に操縦桿を細かく操作するため、計器類の操作に左手を使える様にしている(計器類は左右シートの間に位置するので右に座れば自然と左手で操作する)」との意見が。
どっちが正しいんでしょ?
って言うか、両者の意見、矛盾がありますよね。
一方は「常にピッチレバーを操作する為」、もう一方は「常に操縦桿を操作する為」。
正解はどっちなんでしょうね。
個人的見解から言うと前者かなぁ、という気はするのですが。
あ、でも上の画像では左側シートのピッチレバーは右側に付いていますね。
(多分そうだと思うけど)