実は私にとって、関門橋を見上げる門司の和布刈(めかり)近辺は、九州での“人生の給水スポット”とも言える場所で、並々ならぬ愛着を抱いているのである。
もう何百回と来ていると思うなぁ。
大学生の頃は、毎週1〜2回は通ってたもの。
ここに来ると、なんだか心がセピアがかったモノクローム色になり、それでいて、ずいぶんと優しい気持ちになるんだな。
楽しい思い出だけじゃなく、悲しい思い出もたくさん詰まった場所なんだけどね。
さてさて。
和布刈名物と言えば、橋の真下、和布刈神社のすぐ傍にあるおでん屋さんでしょう。
ここはいつから営業しているのかしら?
初めて来た19年前も、既に老舗として有名だったもんな。
残念ながら、今日は行ったのが夕方近くだったので、「店内終了」の看板が。
仕方がないので『おでん弁当』を買って食します。

おでん4品がついて530円。
ここのおでん、本当に美味いのよ。
多分、人生で2番目に美味いおでんだね。
ちなみに1番目は自分で作るヤツ。
早鞆の瀬戸を行き交う船を眺めながら食べるおでんは、またオツなものでございます。
皆様もぜひ一度ご賞味のほどを。
