2008年10月22日

ライディングジャケット考察

私は革の衣類を持っていない。
似合わないというのが大きな理由なのだが、やはりバイクに乗っていると革のジャケットなんかには心魅かれるものがある。

秋〜春に着ているライディングジャケットは、GREEDYのナイロンのヤツ。
防水透湿素材がラミネートされていて多少の雨でも平気だし、防寒インナーが脱着式で幅広いシーズンに対応。
もちろん、肩、ヒジ、脊椎にプロテクターも装備されている。
若干、縫製に難点はあるが、まぁ満足できる製品だ。

最近では、性能だけ見れば革よりも合成繊維のジャケットの方に軍配が上がるらしい。
極端な話、革が優れるのは路面との摩擦に強いという部分だけとか。

でもやっぱり革のジャケットってカッコいいじゃない?
良い物を大事に使えば長く着られるし。
だから「今年は奮発して革のライディングジャケットでも買うかぁ」なんて思っていた。
実際、候補も何点か挙げていたぐらい。

ところが去年ぐらいから、“胸部の保護”というのが急激にクローズアップされてきた。
一番のキッカケは、プロライダー阿部典史氏の交通事故死。
彼の死因は胸部の強打によるものであった。
警察庁の調査によると、二輪乗車中の死亡事故の負傷部位でトップは当然頭部、次いで胸部と腹部という順番である。
胸部を強打すると震盪による心停止の恐れもあるし、肋骨が折れて肺動脈にでも刺されば致命的であるから、これは当然と言えば当然の結果である。

そんなわけで、今年の夏ぐらいから胸部プロテクターを装備したジャケットが出始めている。
私も一社会人としてセルフプロテクションはやってやり過ぎるということはないという考えなので、この動きは興味を持って見ていた。

これまでの胸部プロテクターは、一体型のプレート状の物をベストなどでジャケットの下に装着するというのが主流。
もちろん、こっちの方が防御性能は高いが、いかんせん仰々しいし「気軽に」という感じでもない。
代わりに出始めているのが、左右別体のプロテクターをジャケットの胸部に内臓しているタイプ。
これなら普通にジャケットを着るだけで胸も守られる。
中央部で分かれているので防御性能は一体型に劣るが、何しろこういうものは“常に装着していること”に意義があるわけで、その意味ではジャケット内蔵型は私の理想に近い。

こうなると胸部プロテクター内臓のジャケットが欲しくなるのだが、残念ながら(私の知る限り)革ジャケットでそういう製品はまだない。
ナイロンジャケットでもまだまだ少数である。

来年ぐらいになったら出るかしら。
それとも革にこだわらず、ナイロンに落ち着くか。
(確かにコミネの最新作でよさげなのがあるにはある)

うーむ、悩むなぁ。
posted by Kei at 23:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする