2008年06月09日

平成の刀狩

ああいう事件が起きると、またぞろ刃物が悪者にされる。
どこぞの官房長官は「ナイフを規制すべし」なんて発言したらしいし。

刃物なんて規制できると本気で思っているのだろうか。
と言うか、今の日本では、銃刀法と軽犯罪法で「正当な理由なしの刃物の携帯」は充分取り締まれるのだが。
このことを、この人はご存知なのだろうか。
こういう無能な政治家が国の重要なポストについているのかと思うと、日本の行く末が本気で危ぶまれる。

ついでに、もう少し犯罪について学んでみるが良い。
日本で犯罪に使用される刃物は、大半がそこら中に転がっている包丁や果物ナイフなのである。
これを規制することなんてできるわけがないのだ。

もっと言うと、包丁は非常に殺傷能力の高い刃物である。
ナイフで刃長10センチを超えると結構な大型ナイフだが、包丁は20センチ近いものがザラ。
薄刃で刺した時の抵抗が少なく、刃の幅が広いので組織に与える損傷が大きい。
そして何より、安価でどこでも手にできる。
犯罪に使用される刃物を規制しようとするなら、まずここから手を付けなければ何の意味もない。

やれ「ダガーナイフが危険だ」「サバイバルナイフが危険だ」と、マスコミもセンセーショナルに取り上げるが、本気でそれらが犯罪の原因だと思うなら、一度徹底的に規制してみれば良い。
ついでにレンタカーやトラック、あと鉄パイプやバットも危ない。
ガソリンも、以前に強盗に使われたことがあるから規制しなくては。

法律も刃物も、要は使う人間次第なのだけれど。
posted by Kei at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 突っ込み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする