2008年05月19日

獅子の瞳

先週ぐらいから、ファミリー劇場という専門チャンネルで『ウルトラマンレオ』の放送が始まった。
これは嬉しくてしょうがない。

私はウルトラマンシリーズの中でもレオの大ファンなのだ。

『ウルトラマンレオ』は、私が3歳〜4歳の頃に放送された作品だから、私よりも10ぐらい上の、いわゆるウルトラマン世代の方々には馴染みが薄いかもしれない。

この作品、それまでのシリーズとは明らかに異質である。
先ず、第1話の冒頭でいきなりウルトラマンセブンが怪獣に足をバキバキに折られ、さらには変身できなくなるという、セブンファンにとっては非常にショッキングなシーンで幕を開ける。
で、変身できなくなった諸星ダンに代わって地球を守るのがレオというストーリー。

これだけでも悲壮感漂うスタートなのだが、中身もなかなか暑苦しい。
他のウルトラ兄弟とは違い(そもそもレオはウルトラ兄弟ではないのだが)、初期の頃のレオは光線を使った必殺技を持たない。
じゃあどうやって敵を倒すかというと、キックだの手刀だのといった格闘系のスペシャル技が中心となる。
人間状態のレオ(=おゝとりゲン)が、MAC(ウルトラ警備隊の様なもの)の隊長でもある諸星ダンの鬼のしごきに耐えながら秘技を習得するという、非常に泥臭い、まるで梶原一騎原作のスポ根漫画を観ているかの様な展開で話が進む。
ここら辺りが、私がレオを好む最大の要素かもしれない。

しかもこの作品、ずいぶん直接的に人が死ぬ。
胴体を真っ二つにされたり、蝋人形にされたりと、子供心にも恐ろしい描写が目白押しである。
そんなこんなで、少々明るさに欠けていたのか、途中からはこれまでのウルトラシリーズと同じ様なストーリー仕立に変更され、レオも光線技を使う様になってしまった。
ウルトラ・マントなんていうミラクルな武器もゲットするし。

ところが、そこで安心させないのがレオ。
ある日突然、MACが壊滅、挙げ句の果てには主要登場人物の大半が死ぬという、急転直下の展開が待っていた。
ここまで来ると、観ている方は「うっそ〜ん!」である。
どういう事情が裏にあったのかは知らないが、恐るべき強引な路線変更であった。

ともあれ、大人になった今あらためて観てみると、また違った印象を受けるかもしれない。
毎週放送されるわけだから、じっくり楽しみたいと思う。
posted by Kei at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする